青春時代

末の娘が、夏休みのまとめで『北海道旅行』に出掛けた。
いま大学2回生。
アルバイトで稼いだお金を資金に1週間ほどの旅程を組んでいる。
高校時代の友人と、借りたレンタカーを代わりばんこに運転するらしい。
娘の行動を心配するのは親として当然だが、もう20歳。
彼女の自主性を信じてやるしかない。
振り返ってみれば、私も妻も20代は、人が見れば危なかしい行動をしていた。
妻はボランティアを志願して、関西の各地を飛び回っている。わたしは芝居のためになると信じたら、仕事の余暇を使って、東京、新潟、福岡、大阪と遠征した。
各地の時代を代表する劇団の公演を鑑賞し、劇団の稽古場にアプローチした。ワークショップや、ダンス、舞踊、茶華道とかじりまわった。
茶道は表千家舞踊は坂東流。
稽古に通う中で男はわたしだけという場面も多かった。
恥ずかしさや、戸惑いはあったが、振り捨てて黙々と打ち込んだものである。
何度もいうけれど、
わたしは口下手で人見知り、運動神経に恵まれない劣等感の塊というクラ~イ若者だった。
そんな自分に、そんな勇気と行動力があったことを、思い出すたびに(嘘だろ)と思ってしまう。
好きこそもの上手なれというが、私には、好きこそやるっきゃないだった。

だから、劇団に来た若者に、「とにかく自分がやろうとすることを断固として好きになれ」と鼓舞した。
だいたいアマ劇団に参加してくる当時の若者のほとんどが、目的を持たない生き方をしていた。
そんな彼らが、芝居を、演じることを、装置を作ることを、照明音響に取り組むことを好きになることで大きく変貌する姿は感動的だった。

娘に同じようなことを望むべくもないが、彼女が新たな行動を通じて、それなりの成長をしてくれることを願う。

なにはともあれ、無事に旅行を終えて、わたしや妻に愛くるしい笑顔を見せてほしい。
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