ゲロゲロ

家の周りを

蛙の声が覆います。

田植えの時期、

田圃に水が張られると、

いつもこんな風。

そして

迎えるのが梅雨。

雨の季節です。

 雨は

どちらかと言えば嫌い。

でも、

田舎で

コメ作りをしていると

大切なんですよ。

 コメは田植えから

水を田んぼに入れたり

出したりの

繰り返しで育てます。

水がなかったら、

もうお手上げ状態へ。

その水をたっぷりと

提供してくれるのが

雨ってわけ。

 日照りの年は、

川や池から水を運んで来て

田圃を守るんだけれど、

とても大変な作業です。

それに溜まった水は

限りあるもの。

コメの苗が枯れるのを眺めて

つらい思いを

何度か体験しました。

水乞いの神事は、

昔も今も無力な人間が

唯一すがれる手段なのは

確かです。

 恵みの雨と言いますが、

それを毎年実感するコメ作り。

さあ、

田植えが迫っています。

「ゲロゲロゲロ」と

蛙の合唱が、

雨を呼んでいます。

うるさくて眠れないのも、

ガマンガマン。

雨、雨、ふれふれ……

一緒に歌います。
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