テーマ:

詩 じいじとばあば

にやけてしまう 相好を崩すというが 情けない顔がすぐ浮かぶ それでもいい 誰彼に見せつけてやろう 最高の幸せを 無事に生まれたよ メールは娘から 二人目の孫 誕生 ばんざい!万歳! よくやった わが娘よ 「思い切りにやけとるよ」 そういう妻も ごまかしかねている 底抜けのにやけ顔を 隠すな 勿体ない…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

詩のようなもの

ひょいと 頭に浮かんだりする 息子の顔 もう五年会っていない だから 照れくさそうな笑顔は あの日のもの 遠くで就職した 息子の旅立つ日の笑顔 いま 会っても もしかしたらわからないかな……? いや、 親子って そんな希薄なものじゃない とりとめなく 大人のマンガを 引っ張り出しました。 青春…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

詩のようなもの

ひょっこりと顔を出す いつものタイミングで 顔を出しては 生まれた心のとげを 丸くしてくれる 惑い恐れ怒り悲しみ……を 逃れる手だてを失ったとき、 ひょっこりと顔を出す あなたの正体は こんなひと あんなひと……だったんだ 忘れてないだろう だから 大丈夫、あなたは 半世紀を生きぬいた思い出が…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

よろこびの詩

「おとうさん」 何気に娘が呼びかける 「なに?」 何気なくこたえるわたし ごく普通の父と娘の日常 「なにかほしいものある?」 「……?」 答えがでない 聞いたことのない問いかけに 戸惑っているわたし 「父の日でしょ」 それがどうしたんだ? 「ほしいものプレゼントするよ」 耳を疑った これまで プレゼントされ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

朝の一枚

いらいら 思うとおりにいかない 眠りの中では 意のままに 自分を守れるのに 目を覚ますと このざまだ いらいら それでも 眠るより こっちのほうがいい 生きている だから いらいらするんだ
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

詩と川柳

絶句          「葬式が出たよ」 いつもと変わらぬ そっけない口調の村連絡 いつもと同じ (ドキッ!) そして取り戻す平静 何度も何度も繰り返し もう慣れた 「二十六歳の……!」 いつもと違う? 思わず言葉を呑んだ 「喪主は○○……!」 「…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

詩・いい加減

ふと気になる ぽっちゃりお腹 メタボ予備軍の 汚名を着せられて 一念発起…… 一年間に二キロ 減らせば汚名返上だ! 茶碗一杯のごはんを 半分に 缶コーヒーは駄目 そして、ウォーキング 毎日朝昼晩と お腹をメジャーで測定 律儀に書き込む…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

詩の記憶

拙作の詩が特選に選ばれました。嬉し恥ずかしで読み直してみました。あの時の心境をそのままつづった作品です。娘を想い、孫娘を想い、妻を想う素直な小生の心の内です。金銭的に恵まれることのなかった我が家にも何度となく幸せが訪れていたのです。貧乏神と福の神にはさまれ続けた人生だったのかも知れません。いま、この時を振り返ると、価値観を共有するパ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

詩・偶然?

(いまどこにいる?) 自問自答する人生も もうゴールは間近い なにも答えが出ないままに それでも 家族を得て 人並みの幸せを掴んだ 偶然に……! 答えを知らないままが 幸運だった 何かを知ることは 何かを失うことだったかも だから失わずに済んだ (いまどこにいる?) その質問は そろそろ封じ込めて 目の前…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

どうしようもない

目覚めるのがやけに早くなった おかげで いつもすっきりしない 寝るのは深夜の三時過ぎ 若いころからの 夜型人間は 年を食っても訂正がきかないでいる 不器用に愚かに このまま寿命の終わりを 迎えるだろう それはいい 問題は 眠りの間隔が 短くなる一方に納得いかない でも どうしようもない 人間は無力に尽きる…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

もう泣くなよ

「これからだよ」 おかあちゃんが つぶやいた 「待ってるから、 いっぱい」 息子を みようとしない 「すばらしいことが」 天を仰いだ おかあちゃん ぽろっと こぼれた涙 「それが、 お前の 人生なんだから」 声が 震えていた それでも …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

災害考

テレビが騒いでる また大雨 今度は北海道 九州…四国…北陸…東北…… 自然災害が 異常事態で亡くなった人々 この恐怖   台風が避けて通ると言われる わたしが住むまち いまはまだ平穏だけれど 大自然の牙は いつか必ず 例外なく 向いてくる 忘れたころに その日が怖い 覚悟と防災を せめて 鎧・兜に…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

詩・娘のしあわせに

娘のしあわせに 「……できたみたい」 面映ゆげな娘の報告に 「きょと~ん!」 すぐに気付き 「…そうか、よかったなあ」 内心の狼狽えぶりを 取り繕うために 頬笑んで頷いている 父の日に なんと!素晴らしい プレゼントだろう! 照れ臭そうな 娘と二人きりの時間 う~ん? 父親らしい言葉が ぜんぜん浮…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

詩・蛙の歌

蛙が呼んでいる 仕事の妻にアルバイトの娘 きょうも遅くなるだろう また お一人様の夕食になる 慣れっこだけど……? 数年前 娘に息子、みんな顔が揃う 賑やかしい団欒があったっけ でも いまはひとりで家にいる ゲコゲコゲコ 蛙が歌っている 田植えを終えた田圃が舞台 ゲロゲロゲロ あれ? 誘っ…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

詩・歩けあるけ

歩けあるけ フリーウォーキング 字のとおり 自由に歩いてください マップいち枚を手に さあ!スタート 目標がある それだけで 日頃の散歩じゃ なくなる 怠け心には 不可欠なのだ 目標が もくもくと歩く マップに従って あれ?迷ったかな キョロキョロする 仲間がいた ウォーキング仲間だ そして…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

兎のフク

兎のフク じ~っと考えてる モゴモゴと 口を たえず 動かしながら じ~っと考えてる キョトキョトと 丸い目を 回しながら じ~っと考えてる いつまでも いつまでも アリスの 世界に 誰を 案内してくれるんだ?
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

詩・父の役割

父の役割 もう着くよ メールだ 娘が帰って来る 娘の 送り迎えは 私の役割 それも もうすぐ終わる 免許を手にする娘 ハンドルを握る娘 その日が お役ごめんの日だ 遅くに生まれた娘 孫も同じ 可愛い どんな我が儘でも 聞いて来た ちいさいころから 娘のお守りは 私の役割 その…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

詩・夜いきなり

夜いきなり 激しい雨音が 寝入り端を襲う ゴーゴーと 風のうなり声が 混じる 台風は 明日のはず? だまされたかな 風は いっそううなる じっとしてられない バタバタと 雨と風の中を 駆け回る 雨戸は閉めた 「ほっ!」 風は ビュービューと 吹きすさぶ 夜は まだまだ長い…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

詩・内弁慶

内弁慶 物心づいたとき 自分の 口下手さ加減に 気づいた 相手が 大人、子ども、親兄弟…… 対峙すれば 誰にも まともに喋れない 赤らむ顔 胸の鼓動は早まる ことばが詰まる おかげで 可愛げのない 子どもに なってしまった その人生は 喋られぬ苦しみを 誰も 理解しない社会で …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

詩・母の日には

母の日には 朝から 出かけてしまった 妻と娘たち   しずかに 時がすぎる きょうは 母の日 わたしに出番はない それは わかっているけれど……? 考えてみれば いつもと変わらぬ ひとりぼっちの時間 それは わかっているけれど……? 亡き母を 懐かしく思い出す 神妙に 時を過ごす…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

詩・あるく

あるく 字のとおり 自由に歩く フリーウォーキング マップいちまいに 進路を 見きわめて 方向に 迷いながらも 人生を 生きている わたしが 苦手とした 地図をたよりに 歩く それも 人生の一興 考えれば また楽しい 歩く 足が止まる その日まで フリーウォーキングだ …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

詩・励まされる

励まされる 元気ですか と、 げんきな声が 耳に届く もう 八十半ば その声が ずいぶん 若い あの頃の 先生の声だ 耳にこだまする 懐かしい 恩師! 面白くない 人生に 与えて貰った 生きがい いまも その声に 鼓舞されている
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

詩・心がわり

心がわり 片づけようか? いきなり そんな気に 介護保険の 案内が 気持ちを 高揚させた それまで 知らんぷり 終活のふた文字 急に あちこちで 耳にする 目にする 無視できやしない ぐるり 見回すと 要らぬ ものばかり 確かに 余生を数えれば 手遅れは 近い …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

詩・読んだ

読んだ ひさしぶりの 無我夢中 開いた本を 一気読み いいなあ 読書の時間 誰にも 邪魔されぬ わたしの時間 図書室に いりびたった 小学生 あっちの 世界で 主人公だった いまは……? ほんの つかの間 手にいれた わたしの時間 精一杯 楽しんだ
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

詩・ギクッ!

「ギクッ!」 腰に来た まあ すこしだけの我慢 いつもの くらしが 始まると どこかに 行ってしまう そう 痛みは 消える 毎朝 繰りかえす 加齢の証し でも もう少し 頑張れと なにかが エールを 送り届けてくれる そう いつも
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

詩・ひとりよがり

ひとりよがり いつでも いつまでも わたしの こころを 届ける あなたに 出あった あの日から かわらぬ 思い 君の こころが よそ見をしてる いまも 変わらぬ 思い 通じる その日まで こころを 届けよう
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

詩・ただの父親

ただの父親 獅子は わが子を 千尋の谷に 落とすと言う それは 父親の 崇高な愛が 生む 覚悟と決断 厳格に 強靭に 羨ましいなあ とても 真似の出来ぬ 父親がいる いま 遠くにいる 我が子を 想うしか 術を知らぬ 無力さ 反吐が出る ため息だけが 許される…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

詩・これもまた

これもまた これもまた 欠かせない 大切ないち日 田植えの 季節を 迎えようと 皆が集う 草を刈り 溝を浚える 日和に 暑さが混じる 汗が光り 息を荒げる これもまた 生みの苦しみ 男たちの ざわめきと笑い いち日は終わる その 逞しさが これもまた 眩しい
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

詩・ちいさな波紋

ちいさな波紋 ポイッと投げる ポチャン! ちいさな波紋が…… そして しずかに消える なんの 跡形もなく 水麺(みずも)は鎮まる その繰り返し おおきな波紋は…… 一度も 産まれなかった 決められたように それが わたしの人生 わたしの幸福
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

詩・終活

終活 抱えきれない お荷物を おろすのは まだ 未練がのこる それでも 誰かの手に ゆだねるのは とんでもない 断捨離は こっそり ひっそり きっぱり やってみよう まだ 時間はあるはず…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more