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教えられ

「非常用の食糧や水を、わが家ではちゃんと準備してあるの?」 「災害にあったら、非難する床、どこやったかな?」  最近、高校背の娘が、えらく神妙な顔で問い詰めてくる。  即座に答えられるものがないから困惑してしまう。  昔から災害の少ない土地に住んでいるせいで、危機感が乏しい。非常用の必需品などまだ考えたこともない。  娘はそん…
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壁いちまい

娘の旋律壁越しに応援  高校の音楽科でバイオリンを学んでいる娘。秋の演奏会の練習が続き、夏休みもないほどだった。  もちろん家出の練習も欠かせない。娘の部屋から聞こえるバッハやモーツアルトの旋律に癒されている毎日を過ごした。  バイオリンを始めて10年になろうか。中学3年までは年1回の発表会に足を運び、ビデオ片手に親バカぶりを…
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わが家の未来像確認

わが家の未来像確認  実家のおじいちゃんは買い物をするたびに、おばあちゃんから、 「また、あんなもん買うて」  と責められる。  だから、最近はいつもわが家の住所で通信販売を利用、こっそり受け取りにやって来る。  お祖母ちゃんの体躯は、おじいちゃんの体の1・5倍(?)はあるかも知れない。しかも5才姉さん女房で養子に入ったお…
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自分の足で歩ける娘に

自分の足で歩ける娘に  外出先から帰ると、小学1年生の娘がホッとしたような顔で走り寄って来た。  何かあったらしいのでよく聞いてみると、学校からの帰り道で変なおじさんから追いかけられたというから驚いた。  集団下校なので、みんなそろって走って逃げたらしい。 「家についたら布団の中に隠れていたの」  初めての体験で余程怖かっ…
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娘のちいさなペット

「これ、なにか分かる?」  娘が私に声をかけた。自分から問いかけるなんて最近はなくなっていたのに。いま大学1年生、父親との距離が開く年頃である。  覗くと空ペットボトル利用の水槽。じーっと目を凝らしてみるが、何なのか分からない。 「ほら、ここ、ここよ。いるでしょ」  娘が指し示し食い入るように見詰める一点に顔を近づけた。娘と顔が…
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娘が受けた素晴らしい授業

娘が受けた素晴らしい授業  小3の娘がうれしそうな顔で言った。 「お父さん、わたし、この頃やる気出て来たんだ。もっともっと頑張るね」  こんなことを自分で言ってくるのは初めてだった。自分で言って照れている様子がおかしくもあり、かわいくもあった。  小2のころ、オドオドしがちだった娘が明るさを取り戻したのは、1年間受け持って貰…
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夫を変えた娘のひと言

夫を変えた娘のひと言  夫の言い分は「自宅だから俺の自由にするぞ!」 家の中ではパンツ姿でウロウロ。暑い日にはそのパンツさえないことも。だから訪問者があると、応対するのはいつもわたしの仕事。  そんな頑固な行儀の悪さをあっさり変えさせたのが、小学校高学年になった娘。 「お父さん。恥ずかしい恰好やめてよ。家に友達も呼ばれへんや…
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父の日に

 父の日。たった一人の留守番は退屈極まりない。といっても、この年になると、もう「父の日」は完全無視らしい。寂しいなあ。 「おとうさん、いる?」  いきなりの訪問者は、この間結婚した長女。 「そこまで用事で来たから、ついでに寄った」  そうか、ついでですか。と、ちょっと気落ち。すると、娘は手にした買い物袋を出した。 「これ、父の…
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詩・娘のしあわせに

娘のしあわせに 「……できたみたい」 面映ゆげな娘の報告に 「きょと~ん!」 すぐに気付き 「…そうか、よかったなあ」 内心の狼狽えぶりを 取り繕うために 頬笑んで頷いている 父の日に なんと!素晴らしい プレゼントだろう! 照れ臭そうな 娘と二人きりの時間 う~ん? 父親らしい言葉が ぜんぜん浮…
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花をつけない記念の木

花をつけない娘の記念の木  小学校2年生になる末娘が生まれた時、記念に庭へ桜の木2本を植えた。 そのうちの一本が去年の台風の直撃で根元から折れた。やっと花を咲かせ始めたと言うのに、幹が裂けてしまってはどうしようもない。娘と一緒に片付け、薪にした。  強風にさらされながら生き残ったもう一本は、土に適応しないのか、葉桜のままだ。折れ…
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ごちそうさん?

「そんなに頼んで食べられるのか?」 「うん。お腹減ってるもん」  愛娘と飲食店に入れば、必ずこういうやり取りがある。私や妻は長年の経験から娘の習性は熟知している。だから、妻と私のどちらかが自分の注文は控えることになる。 「お母さん、そんなに少なくて大丈夫?」  娘が母親を思う優しさは嬉しいが、その理由が自分なのはピンと来ないのだ…
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娘との『いま』大事にしたい

娘との“今”大事にしたい  小6の娘が、卒業を前にして、クラスメート4人だけの遠出を体験した。ばすで姫路まで出て、動物園やショッピング(?)を楽しんだのだ。  初めてのことだけに本人より親の方が心配で落ち着けなかったが、娘は晴れ晴れした顔で帰って来た。ただ予定していたバスに乗り遅れて、一時間ほど後発のバスに乗ったとかで、娘の姿を…
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父の日を前に

21日は父の日。今年は期待に胸をふくらませている。というのも、この4月に結婚した娘が、「おとうさん、何がほしいの?」と聞いてくれたのだ。結婚して落ち着いたところで父親を気に掛けるゆとりができたのだろう。「おとうさんの、腰につけるバッグを買ってあげようか」娘は父親の必要なものをよく知っている。娘の仕事は介護士で徳用の職員だ。人と 接して、…
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新米ママ奮闘記

 生後一年にもならない長女が高熱を発した。二十一歳の新米ママは、初めて授かった赤ん坊を抱きかかえオロオロするばかりだった。育児書を夫と一緒に開いた。十三も年上の夫を信頼していても、赤ん坊に関しては夫婦ともにお手上げ状態だった。 「赤ちゃんは少々の熱でも心配いらないって書いてあるぞ」  夫はホッとしたように言った。しかし、目の前で高熱…
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気分のいい日に

4月に結婚した長女が久しぶりに帰ってきた。ちょっと太った印象に、(あれ?)  いつもより奮発した夕食に、したづつみを打つ娘をながめているだけで気持ちが明るくなる。妻と末娘との会話がはずみだした。男親のわたしが最も疎外感を感じる時だった。 「この間病院にいったんよ」「そいで」「出来てた」「そう…!」「お姉ちゃん、おめでとう」  耳に…
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娘の「ありがとう」に熱い涙

娘の「ありがとう」に熱い涙  高校の福祉科から、専門学校に進んだ娘。卒業して介護福祉士の資格を取得し、特別養護老人ホームに就職した。7年前のことだった。  とにかく勉強が苦手だった娘。しかし、ひとつの課題を習得するのに級友の数倍も時間をかけ、黙々とそして懸命に専門知識を学んだ。  そのため学生時代には、アルバイトをする余裕はま…
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癒されるオーケストラ

癒されるオーケストラにて  中学の時、音楽の先生に「声楽家もんやね」と言わしめた歌唱力!それが五十年経ったいま、音楽とは無縁の日々を送っている。  そんなわたしに、唯一音楽に関した楽しみを与えてくれているのが、高校生の末娘。6歳から倣い続けているヴァイオリンで音楽家に進んだ。  彼女が毎日練習する楽器の旋律の響きを、ひと部屋隔…
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