自然いっぱいの公園

自然いっぱいの公園

 さほど期待もせず、小2の娘と「東はりま水辺の里公園に行った。
 暑い午後のせいか、来園者はわが家族だけ。手入れの行き届いた公園しか知らない身には、草ぼうぼうにしか見えない。だいたい、金がかからないという情報を得ての公園もうで。期待外れは覚悟のうえだが、これはまずったかな、との思いが強まる。
 ところが、娘はずっと目を輝かせて、興奮しっぱなし。最近は図鑑でしか見られないゲンゴロウやドジョウなどの生き物たちとの出会いがあったのだから、無理もない。
 ザリガニも二匹釣り上げて「ワァワァ」「キャアキャア!」。いつしか親も童心に戻って、一緒に大はしゃぎしていた。
 公園の指導員さんに、カミキリムシを捕まえてもらって大感激の娘は「お父さん、すごいとこ知ってたんやな」
 ザリガニをつかめなかった“情けないお父さん”は、娘にしっかり見直され、父親の権威回復!指導員さんに、思わず頭を下げていた。
(神戸・2004・8・22掲載)

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