コンタクト

娘から緊急のLineメールが!
「コンタクト忘れたから、鶏に帰るから、
家の表までもってきといて」
「やれやれである)
娘は父親の遺伝か近眼。
まあ今どきはスマホなどが原因で、
かなり多くなっているらしい。
中学までは眼鏡で通した娘も、
はやりのコンタクトレンズを使い始めた。
使い捨てなのか、
購入も箱買いである。

昔はハードレンズが主流だったと思う。
はめ外しを習得する練習に通い、
やっとコンタクト生活が始まったものだ。
結構な金額だったと思う。
だから粗末に扱えなかった。
ところが、
よく外れて落ちたりするレンズだった。
目をパチクリするだけで
ポロリなんてことはしょっちゅうだった。
不器用とあってハメるのに四苦八苦するのに、
外れるのはえらく簡単だったなあ。
一度パチンコ屋で外れたときは大変だった。
レンズの購入金額が頭にあるから、
そう簡単に諦められない。
というよりあきらめることなど端から頭にない。
「みんな動かないで」
恥も外聞もなく周囲に警告を発し、
必死に落ちているはずのレンズを探し回った。
周囲はみんな唖然としていたっけ。
そのうち手伝ってくれる人が。
当人はコンタクトが外れているから、
よく見えないから床に顔を
こすりつけるほどの態勢になった。
今考えれば、滑稽そのものに思える。
奇跡的にその時は私自身が見つけたのだ。
優しく床をさするながら、
感触にアンテナを張り巡らすのだが、
なんと手にレンズの感触があった。
お年馴れているというのか、
ある種の感が働いたのだろうと思う。

「ありがとう!」
車の窓越しに私からコンタクトを受け取った、
あわてんぼうの娘、
久しぶりに見る眼鏡姿だった。

「眼鏡の男の人大嫌い!」
と面と向かって言われた経験がある。
目が痛くなりハードレンズを外し、
黒縁の眼鏡に変えた私を見た彼女の第1声だった。
以来、結婚が決まるまでコンタクトを手放せなかった。
あれを思い起こせば、
娘がコンタクトに固執するのも分かる気がするのだ。(苦笑)

img032.jpg

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

この記事へのコメント