墓守

お盆のことを考えて、
墓の整備にかかった。
手始めは草刈り。
墓といっても、
権利を買った当時の敷地のまま。
目印にど真ん中へ
コンクリの下水桝を半分ほど埋めている。
その周囲は草ぼうぼうである。
丁寧に刈り払った後は、
下水桝の仮墓の清掃だ。
早く墓の建立をと思っていたが、
自分が入る墓なので早すぎると躊躇している。
そうこうするうちに、
昨今墓事情に大きな変化が起き始めた。
墓の是非が問われている。
親が死んだあと、
墓の守り手がいなくなる社会の変容がある。
迷いながらも、
町に出ている息子が帰ってくるかも知れないと、
淡い希望に縋りながら、
定期的に草刈りと掃除を続けている。
さて、どうなりますものやら。(ため息)
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