朝顔

玄関わきのアルミ柵に
巻きついた朝顔が顔を覗かせていました。
好きな花です。
さわやかな色合に目を奪われます。
目の前に咲き誇る花は
紫がかった青とピンク。
しばし眺めていると、
小学生のころを思い出しました。
夏休み前の写生で
朝顔は絶好の題材になりました。
「お前、うまいのう」
そう褒めてくれたのは、
産休を取った担任にかわる代用教員H先生。
若い男性教員で
ニコニコと優しい笑顔だったのを思い出します。
担任はベテランの女性教諭。
それまで褒められたことのない私は、
H先生に褒められて
顔が真っ赤になって焦ったのが懐かしいなあ。
褒められるのって、
子供には最高の糧になるものです。
何ひとつ目だない存在の子供が、
絵のコンクールで金賞を取るまでに。
戻った担任のT先生は、
これまでと同じに、
褒められることはなくなりました。
でも、得意になった絵は、
写生大会入賞の常連になっていたのです。
勉強もできず目立たない子供も、
褒められることで、
少し成長できたのだと思います。
H先生の笑顔と誉め言葉、
人生最上の一期一会といえるかも。(うん!)

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