墓の草刈り

盆を迎える第一段階で、
墓地の草刈りに出向きました。
村の共同墓地で、
小山をそのまま使い
墓地を設営しています。
おかげで、
墓地まで登らなければなりません。
急な山道は、
舗装されているわけではなく、
滑る危険性もあります。
慎重に上がっていきました。
草刈り機を肩にかけてですから、
より慎重になります。
草刈りを終えると、ほっと一息、
墓碑を眺めてしばし
過去の記憶をたどってみました。
ひとつ違いの兄の名前があります。
厳しかった祖父に、
猫可愛がりされた母の名前も。
私の人生を支え励ましてくれた家族たち。
些細な恨み言も
もういい思い出だけに変わりました。

盆までに、
もう一度掃除に来るからねと
ひとりごちる私の顔は綻んでいるはずです。(しんみり)
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