台風

台風18号が沖縄に接近中だという。
また大きな被害が出ないことを祈りたい。

わたしの住む田舎町は、台風の被害が少ない。
地震も何十年か前の山崎断層による地震ぐらいしか記憶にない。
近くまで迫っていても不思議にそれていく地域だ。
そんな環境下だと、危機意識はなかなか育たない。
いつかくるであろう大災害の折が心配である。

ところで、70年近く生きていると、
それなりの災害を体験をしている。
山崎断層の地震も、
当時やっていた姫路の喫茶店で、
カップやグラスが落下して砕け散った中
で立ち尽くしたものだ。

古くは、小学生のころ、台風の時の記憶が鮮明にある。
増水した川の急流に級友が流されたのである。
台風で学校を早期下校した直後だった。
吹き荒れる風雨の中、捜索も手の付けようがなく、
2日後に400メートルほど下流で発見されるまで、
彼は台風が収まった学校に
姿を見せると能天気に思っていた。

2メートルも幅のない小さな川に彼の命は奪われた。
物心ついてからこっち、
人の死に遭遇したことのないわたしには驚天動地の出来事だった。
以来、台風や地震はマジ怖くて仕方がない。
「おとうさん、臆病だね」
子供らに何度も言われるほどだ。

まだ天災の恐怖の直撃にあったことのない子供らが、
この先起こりうるといわれる南海トラフなど、
絶体絶命を前にして、
果たしてしぶとく生き延びてくれだろうかと、
危惧している。
命を取られないまでの災害を
体験しておくべきかもしれない。
自分を守る意識とすべを得るためにも。
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この記事へのコメント

おもいでらくだ
2016年10月03日 01:49
体温の伝わる筆力にこころ動かされました。
夢中で読んでいたら、鉄瓶を火にかけていたことを忘れており、噴きました。
時代を生きるこころを、紡ぎ続けてください。

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