イチ抜けられない

我が家の子供らは、

花札がカルタである

 面倒くさがりの

私が父親のせいだ。

いろはがるたも百人一首も、

読み札と取り札があり、

読み手が必要だ。

それに

取り札を広げて

並べなければならない。

かなり広い場が

要るから、

用意や片付けが

結構大変なのだ。

花札は

山札と手札に場札と

狭く遊べるので

実に重宝だ。

しかも

イロハやトランプの数字みたいに

頭を使う必要がない。

季節の花合わせで

単純明快。

大人と子供が

公平に競えて楽しい。

それで我が家は

花札がカルタなのだ。

正月になると、

子供たちと

花札を楽しんだ。

最初のころは

私の一人勝ちだったのが、

子供たちは慣れるのが早い、

だんだん勝てなくなる。

となると

やはり面白くない。

「みんなで楽しみな。

とうさん、

イチ抜ける」

と立ち上がりかけると、

「負けてばっかりだからだろ。

大丈夫だよ、

勝たせてやるから」だ。

 子供らのお情けがないと、

花札はとっくに

我が家のカルタの地位を

追われているだろう。
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