老人のため息

 ついに車が私の手から離れた。末娘が車の免許を取ったので必然的に私の愛車は彼女のものとなった。六十七歳。まだ早い気はするが、もう一台車を買う気になれない。年齢からしてもそう長く乗れないのは確実だし、目の衰えや反応の鈍りも実感する。
 最近老人会の役員になった。連絡まわりに自転車をこいでいる。娘が中学生になった時に買ってやったもので、高校はJRを利用して通ったから、長く出番はなくなっていた。それをチューンナップして復活させた。
 近くのスーパーへ買い物に行くのも自転車でエッチラオッチラ。時々バランスを崩しかけるのは、やはり年のせいだろう。自転車を乗り回した若い頃に戻るだけと高をくくっていたが、そうは問屋がおろさないようだ。
 ともあれ、これからの私に自転車は欠かせない。充実した余生を送るためにも、自転車は必須アイテムだ。きょうも坂道で息を切らしながら、懸命にペダルを踏んでいる。

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