確かにね

 携帯を初めて持ったのは、2年前。いや、持たされたのだ。西宮の県立高校に入った末娘の送り迎えに欠かせない必須アイテムだった。
 といっても、メールと通話さえできればいいのだから、最もシンプルな機種である。もちろんガラケーである。
 いや応なしに使うはめになった携帯電話。娘らの懇切丁寧な指導よろしく、何とか使いこなせるまでに。
 それが2年近く使ってみると、これがなんと手離せなくなった。
 確かに便利なのだ。故障した際に覚えた焦りと不安感が、それを証明している。
 ただ携帯でメールのやりすぎは要注意だ。打ち込む活字には人間らしい温かみが皆無である。
 直接会話をすれば、相手の表情や態度反応を推し量り、思いやりや気配りといった人間的な優しさが自然と生まれる。
 メールには、その可能性が全く望めない。感情を一切伴わない冷たすぎるやり取りなのだ。
 時々、携帯の電源を切って、話相手の顔を見ながらの会話をしてみよう。
 便利なものの虜になってしまわないように、それなりの不便を楽しむ心の維持を、忘れてはいけない。
(2013・8・26原稿)

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