毛虫の学校

知識を生かす知恵を持とう

「論」にある通り、知愛一如の心を伴う教育が今の時代に必要なのは確かなようだ。これまでの知識べったりだった教育の結果が、いろんな弊害となって世の中に現れているのは周知の通り。愛の、心の欠けた知識ほどタチの悪いものはない。何かと言えば他人を傷つけてしまいがちになるのは、わが身をふり返っても分かる。
 そんな知識だけを得るための教育なら、児童期、青年期といった限定された教育期間があれば十分だが、人間らしい豊かな心の形成との閉口を期するなら、そんな性急なやり方では、とても成果を望めるはずがない。
 物事を理解するということは、単なる知識習得ではなく、それが人間にとってどう必要なのか、どう扱えば人間のためになるかを考え、知識を生かすことだろう。そのためには、わたしたち人間が生きている限り、それを宿題としてもち続けていかねばならないだろう。
人間死ぬまで勉強とは、言い得て妙である。生涯教育の意義は、ますます深まって当然だと思う。
(神戸・1993・12・14掲載)

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