ウルウル…ウル~!

音楽

「キミ、音楽学校やね」
中学の時、音楽の先生に歌唱力を滅法ほめられたことがある。それから50年経ったいま、音楽と無縁に近い暮らしだ。
そんなわたしに、唯一音楽の楽しみを与えてくれているのが、高校生の末娘だ。
6歳から倣い続けているバイオリンを生かすために県立高校の音楽科に進学した。
彼女が日々練習する旋律をひと部屋隔てたところで楽しんでいる。
近くで聴きたいが、嫌がられるから仕方ない。泣く子には勝てないのが親である。それでも娘の演奏はわたしを癒してくれる。
先日、高校のオーケストラ定期演奏会に出向いた。県立芸文センターと言う大会場だけに、舞台が遠すぎて娘の場所が見つけられない。
演奏が始まる。演奏者が奏でるメロディーは、娘の練習でいつも耳にしていたもの。
顔や姿が認められなくても、演奏者としての娘がそこにいる。激しく、そして他差しく…心を打つ演奏が続いた。
音楽の無い生活はつまらない。
そんな分かりきったことを改めて教えてくれたオーケストラにおける娘の演奏。
いつか、多くの人たちに感動を伝えられる演奏者になってほしいなあ。
(神戸・2013・9・28掲載)
 

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