添い寝はお父さんの役目?

 次男坊は四人いる子どもの中で唯一の『お父さんっ子』。次男坊を授かったのは、長年やっていた喫茶店を閉めてしばらく仕事がなかった時。妻は保母として働きに出ていたので、育児が私の手に委ねられた。
 オムツ替え、哺乳瓶……なれないことばかりだったが、中でも一番悪戦苦闘したのが赤ちゃんの傍での添い寝。スヤスヤと素直に眠ってくれると御の字だが、そうは問屋がおろさない。ぐずる、泣く、少し大きくなるととにかく動き回って寝てくれないのだーっ!
 だから、添い寝と言うより、寝転んだ体勢で胸の上に羽交い絞めに近い抱っこが最も効果的だった。父親の胸の鼓動が赤ちゃんにはいいユリカゴがわりに。すぐスヤスヤ。ちょっと寝ないと感じたら、お得意の『七つの子』を口ずさむ。音程の外れた父親の子守唄でも、赤ちゃんには心地よかったらしい。
 それでも添い寝で先に眠ってしまう親失格(?)の体験はないのが自慢だ。

                                         (週刊誌ミセス通信掲載)

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